2016年03月11日

あれから5年、まだ5年

3月11日がまた来ました。
震災から2年半たった2013年9月、
神戸産学官交流会で福島へ視察に行った時の写真です。

福島第1原発の南に位置するいわき市から、国道を北上しました。
いわき市でも防波堤は壊れていました。


除染作業をする作業員


除染したものを黒い袋に入れて仮置き場へ。
仮置き場のはずが、最近もTVでこの姿を見ました。


富岡駅前の商店街は、手つかずのまま、放置されています。

JR常磐線富岡駅、福島第一原発からの距離:9.74km。

駅の右手は海につながります。
家や建物は津波ですべて流されました。
更地に草が生えているだけ。

いわき市内の海岸。すべて流されましたが、神社のみそのままありました。


阪神大震災とは違う、やりきれない思いが今も残っています。

復興
いったん衰えたものが、再びもとの盛んな状態に返ること。また、盛んにすること。再興。「災害から―する」「伝統工芸を―する」
復旧
壊れたり、傷んだりしたものを、もとの状態にすること。また、もとの状態にもどること。「道は二日で―した」「―工事」

1日も早い、本当の復興、そして成長を願います。  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 10:25Comments(0)気になる話