2016年09月29日

定年再雇用 別職種は違法(名古屋高裁)

神戸新聞NEXT 2016/9/28 23:36 より引用します。
事務職に清掃業提示は違法 トヨタに賠償命令、高裁
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201609/0009534426.shtml
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トヨタ自動車で事務職だった元従業員の男性(63)が、定年退職後の再雇用の職種として清掃業務を提示されたのは不当として、事務職としての地位確認と賃金支払いを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁(藤山雅行裁判長)は28日、請求を棄却した一審判決を一部変更し、約120万円の賠償を命じた。地位確認は認めなかった。

 裁判長は判決理由で、全く別の職種の提示は「継続雇用の実質を欠き、通常解雇と新規採用に当たる」と判断。
高齢者の継続雇用を巡る裁判で企業の賠償責任が認められるのは異例。

 トヨタ自動車は「主張が認められず残念。今後の対応は判決を精査して判断する」としている。
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関連記事として、朝日新聞デジタルに下記のような記事が掲載されています。
http://www.asahi.com/articles/ASJ5F4V1RJ5FUTIL02V.html
(定年前と同じ業務なのに賃金を下げられたのは違法だとした裁判)
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あくまでも、私個人の想像の範囲ですが、

再雇用の為の補助金(高年齢者雇用安定助成金(高齢者活用促進コース)が該当しそうですが、)をもらっていたと仮定した場合、こういうことをするのは極めて不適切だからと判断されたのでしょうか?

  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 10:17Comments(0)気になる話

2016年09月28日

建設現場に洋式トイレ義務化 女性も快適に

Yahooニュースに興味深い記事がありましたので、
下記から紹介します。
毎日新聞 9月28日(水)10時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00000040-mai-soci
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国土交通省は、同省から土木工事を受注した建設業者に対し、水洗機能が付いた洋式の仮設トイレを作業現場に設置することを義務付ける。
「快適トイレ」と名付け、10月以降に入札手続きをする工事に適用する。
女性が働きやすい建設現場にするのが目的だが、洋式の需要を高めることでレンタル業界での備蓄を進め、ひいては災害時に活用できるようにする「一石二鳥」を狙う。

(中略)

 一方、災害時に避難所で設置される仮設トイレは和式がほとんどだ。
女性だけでなく、足腰が弱い高齢者や和式に慣れない子どもたちから「使いづらい」と問題視されてきた。

 NPO法人日本トイレ研究所(東京都港区)の加藤篤・代表理事によると、熊本地震の被災地では、しゃがむことが困難な高齢者が和式便器に直接座ってしまうケースがみられたという。加藤さんは「衛生面からも尊厳の面からも問題だ」と指摘する。
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女性が働きやすいようにという目的ですが、  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 14:08Comments(0)気になる話

2016年09月28日

人づくり研修の参加者募集中です

人づくり研修が3つ目のコースが終わりました。
あと、7コースありますので、
再度 募集をいたします。

詳しくは下記のURLより添付資料をご覧ください。
http://www.kobe-liaison.net/wp-content/uploads/2016/07/1911e9010c167875ec2b6b7d680669a2.pdf

お申し込みはこちらからお願いたします。
http://www.kobe-liaison.net/wp-content/uploads/2016/07/0e043040e5fc694bfd2b7f47b5b856bb.doc

お忙しい中とは存じますが、何卒よろしくお願いいたします。  


2016年09月17日

人づくり研修(B-1)の研修が始まりました。

今年の人づくり研修の第3弾が始まりました。


今回は、若手リーダー・リーダー候補向けの研修です。
 B-1 中堅社員研修

講師は根本 一彦氏 (パナソニックエコソリューションズ創研株式会社)です。

まずは、自己紹介からスタートです。

皆様の自己紹介の中で講習を受けた目的は、
「問題解決能力を上げるため」
「部下や上司や取引先等ののとコミュニケーションをとるため」

などがあげられました。




今日の研修の内容は
1 中堅社員とは?
2 立場と必要な能力
3 問題解決の進め方
4 ロジックツリーと演習
5 問題解決の進め方演習・討議

来週24日の2日目を含め、
何かを感じ、学んで頂けることを望みます。

  

2016年09月16日

神戸起業操練所の特別プログラム『神戸操練塾』 塾長・竹中 平蔵氏による特別講義の参加者の募集について

http://www.kobe-ipc.or.jp/information/detail.asp?cd=1361

神戸市産業振興財団は、新規企業の立ち上げと新事業の成長を支援する会員制(有料)の交流型事業創造サロン『神戸起業操練所』を開設しています。

このたび、『神戸起業操練所』では、5ヵ月にわたる事業創造の特別プログラム『神戸操練塾』を開塾いたします。
この『神戸操練塾』は、日本にイノベーションを起こしていくような、他の模範となるような、起業・事業創造プログラムを神戸から創りたいとの想いで、竹中平蔵氏(慶應義塾大学名誉教授)が塾長に就任しました。

『神戸操練塾』初回の11月7日(月)に、開塾記念として、下記のとおり、特別講義を開催し、塾生を募集します。

1.竹中平蔵 塾長による特別講義
「時代の流れを読み、ビジネス・アイデアを創造する」
経済社会や産業の構造変化を捉え、技術革新、消費、グローバル化のトレンドを知ることでビジネス・アイデアに繋げていく試みについて、特別講義を実施します。

日  時:平成28年11月7日(月) 14:00~15:00
会  場:神戸市産業振興センター 3階ハーバーホール

     (神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号)
募  集:先着200名(参加無料・要申込)
申  込:神戸起業操練所 事務局宛て
Eメール:info@kobe-ksj.jp(氏名、電話番号、参加人数を送信)又は、
TEL(078-381-5921 / 受付時間:13:00~21:00)

関連リンク:http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2016/09/20160906140301.html  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 14:47Comments(0)神戸市産業振興財団からのお知らせ

2016年09月15日

神戸発・優れた技術の認定証授与式のお知らせ

毎年、神戸発・優れた技術の新規・更新認定を行っています。

今年の認定企業は現在審査中ですが、

認定証授与式の日程が決まりました。

11月11日(金)15時ごろから16時頃まで
神戸市役所にて行います。


神戸発・優れた技術認定企業の皆様には
あらためて連絡いたしますが、

11月11日(金)の予定を
空けておいていただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

  


2016年09月14日

人づくり研修(A-2)の研修が始まりました。

A-2 若手社員研修 です。

講師は、根本 一彦 氏 (パナソニックエコソリューションズ創研株式会社) です。


本日のカリキュラムは下記のとおりです。
5 文章によるコミュニケーション
6 口頭によるコミュニケーション
   •人間関係作りは挨拶から
   •PREP法
7 行動によるコミュニケーション
   •非言語コミュニケーション
8 チームワークとコミュニケーション
9 仕事の優先順位


前回ポストイットを使い、模造紙にグルーピングを張っています。

今日は、各自の強みを見つけ、発表します。

自分自身の棚卸しでは大変です。


  

2016年09月12日

兵庫県、「ひょうごオンリーワン企業」に9社選定

兵庫県のオンリーワン企業の発表がありました。

神戸発・優れた技術の認定企業が4社選定されましたので、
紹介しいます。

下記から引用しています。
http://j-net21.smrj.go.jp/watch/news_tyus/entry/20160907-07.html
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 兵庫県は6日、優れた技術や製品を持ち、国内外で高い評価や高シェアを誇る「ひょうごオンリーワン企業」を9社選定したと発表した。
世界に飛躍する兵庫発・中小企業の創出支援事業で実施。応募などで29社を集め、外部有識者が入った選考委員会の審査を経て今回初めて選定した。
今後も年1回、オンリーワン企業を選定していく計画だ。

 コンベヤー駆動用モーターローラーで世界シェア70%を誇る伊東電機(兵庫県加西市)や、
温度センサーが宇宙航空研究開発機構(JAXA)から宇宙用共通部品で認定されている岡崎製作所(神戸市中央区)などを選定。
10月をめどに認定証を交付し、県のホームページで日英2カ国語で企業概要や製品・技術を紹介する。
他の選定企業は次の通り。

 ▽音羽電機工業(兵庫県尼崎市)
 ▽カコテクノス(神戸市須磨区)
 ▽桂スチール(兵庫県姫路市)
 ▽三徳(神戸市東灘区)
 ▽但馬ティエスケイ(兵庫県豊岡市) 
 ▽濱中製鎖工業(同姫路市)
 ▽ミツ精機(同淡路市)

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4社の皆様、おめでとうございます。



  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 14:49Comments(0)会員企業トピックス気になる話

2016年09月09日

10月からの社会保険制度の改正の内容は・・・

改正点は、パートタイマーなど短時間労働者への厚生年金と健康保険の適用範囲が拡大します。

詳細は、下記の厚労省HPをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/2810tekiyoukakudai/

現在週30時間以上のパート労働者が社会保険が適用されていますが、
10月から 週20時間以上が適用となります。

ただし、従業員が501人以上の企業に限られます。
つまり500人未満の企業は、今後適用範囲を広げるかを検討されます。

適用範囲を広げることで、社会保険料の徴収額を増やすという政府の思惑が見えます。

  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 13:19Comments(0)気になる話

2016年09月08日

フロンティアメッセ 優れた技術認定企業 4社の紹介

国際フロンティア産業メッセでの紹介です。

昭和精機


水登社


阪神機器


明興産業


明日も開催しておりますので、よろしければご来場いただければ幸いです。
https://www.kobemesse.com/
  


2016年09月08日

フロンティアメッセ 優れた技術認定企業 まずは5社の紹介

今年も、9月8日(木)と9日(金)に、国際展示場にて
国際フロンティア産業メッセに、神戸発・優れた技術の認定企業が出展されています。

伊福精密

永田醸造機械

コムネット

近畿工業

神戸工業試験場


続きはあらためてご紹介いたします。  


2016年09月08日

国際フロンティア産業メッセで認定企業2社が財団ブースに出展しました。

今年の財団ブースには、昨年までと同様に、
「神戸発・優れた技術」認定企業を紹介しています。

株式会社坪田測器

(初出展)坂井化学工業株式会社


今朝は天候が悪く、出足が悪かったようですが。

来場者、出展者といい出会いがあることを望みます。  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 18:01Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業会員企業トピックス

2016年09月08日

国際フロンティア産業メッセ2016が今日開幕しました。

本日(9月8日)、神戸国際展示場にて
国際フロンティア産業メッセが開幕いました。

開幕に先立ち、開会式が行われました。

テープカットを行う前です。


今年も来場者が多く、多くの縁ができることをのぞみます。  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 17:49Comments(0)神戸市産業振興財団からのお知らせ

2016年09月07日

人づくり研修 2回目が始まりました。

人づくり研修 2回目は
A-2 (入社3年目までの)若手社員研修 です。


講師は根本 一彦 氏 (パナソニックエコソリューションズ創研株式会社)です。


今日の研修内容は、
1 社会人としての成長
   あなたはなぜ働くのか
2 プロフェッショナルマインド
3 プロフェッショナルへの近道
   「前に踏み出す力」
   「考え抜く力」
   「チームで働く力」
4 PDCAサイクル


まずは、90秒での自己紹介を行いました。


コミュニケーションが苦手だという人が多かったですが、2日間の研修を受けて、
何を気付き、どう変わるか?



ちなみに、来週開催の2日目のメニューは

5 文章によるコミュニケーション
6 口頭によるコミュニケーション
   人間関係作りは挨拶から
   PREP法
7 行動によるコミュニケーション
   非言語コミュニケーション
8 チームワークとコミュニケーション
9 仕事の優先順位 

今後の研修もあらためて報告します。


  


2016年09月06日

これで、ストレス状態が分かります。

最近、ストレスがたまっているなと思っていたところに、
こんなものを見つけました。

こちらをご覧ください。
https://raku-app.com/sakuskip_n/

結果は・・・・・・・

「いいねを押して結果に進んでね」
とありますが、


いいねを押さなくても、その下にある
「いいね!をスキップ」でも

結果が見れます。




私の結果は・・・・





ストレス度100% となりました。

あらら・・・。
  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 19:30Comments(0)気になる話

2016年09月06日

「経営者の本気」と「社員の士気」 東海バネ工業株式会社 代表取締役社長 渡辺 良機氏

OBT協会のHPに
東海バネ工業株式会社
代表取締役社長 渡辺 良機氏のお話がありましたので紹介します。

高付加価値化実現の背景に「経営者の本気」と「社員の士気」(前編)
下記からの引用です。
http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/person/2012/11/post-129.html
__________________________________
 
業界で独自のポジションを築いている東海バネ。
その戦略は「フルオーダーメイドのバネのみを手がける多品種微量生産に特化し、価格競争はしない」というもの。
しかし、そこに秘策はない。実現できたのは渡辺社長が本気で自分の考えを伝え続け、社員を地道に動機付けしていったからこそ。
「"こうしたら上手くいきました"なんて一発満塁ホームランはありません。まずは、本気で取り組むことでしょう。理屈や理論では人は動きませんから、本気で取り組む姿勢を見てもらうこと・・・」と語る渡辺社長。
あらゆる業界で価格競争が起きる中、付加価値向上を標榜する企業は多いが、実現できるか否かは会社の目標に対する社員の意欲、やる気の総量で決まる。

【中略】

経営者が本心から願うことは、必ず社員にも伝わる


────その方針に対して社内の反応はいかがでしたか。

帰国後の報告会で先代や先輩幹部を前に、僕は開口一番こう言いました。
「どうして安くつくろうかとか、そんなことを考えるのはもうやめましょう。これからは、言い値で買ってもらえる製品・サービスをつくることに、知恵を巡らしましょう」と。
そしたら、「そんなことができるなら、とっくにやってるわ」と(笑)。

────そこからどのようにして賛同者を増やしていかれたのですか。

「こうしたら上手くいきました」なんて、一発満塁ホームランはありません。まずは、本気で取り組むことでしょうな。理屈や理論では人は動きませんから、本気で取り組む姿勢を見てもらうこと。それから、それを通じて小さな成功例を少しずつつくること。これしかないのと違いますか。

東海バネには今、年間で500、600人の方が工場見学に来られます。
僕はその人たちに「本気の仕事をしなはれ」と言うんです。
本気の仕事は、相手や周りに伝わるもんです。
「社長の仕事は、社員のモチベーションを上げること。
僕はそれしかしてません」と言えば、「どうしたらモチベーションが上がりますか」と聞かれる。
だから、さっきの話ではないですけれども「そんな教科書はどこにも売ってません」と答えるんです。


敢えて申し上げるなら、私は「会社は社員のためにある」と心の底から思うようにしています。
「会社は私のためにあるのやない」と、念仏みたいにいつも唱えているんです。
このところ、「にわか社員第一主義」の会社が増えているように思いますが、「社員第一」と書いたり言ったりしたら、社員第一主義の会社になれますか?
_____________________________

一昨年、神戸生産技術研究会の幹事の方々と、東海バネの豊岡の工場を訪問しました。
渡辺社長の話に感銘し、工場見学で写真や動画までも撮影許可をいただきました。
「見てもマネはできないから」ビックリしました。

下記のYou Tubeで東海バネの工場の中を見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=F1_mLc5lr2M
  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 19:21Comments(0)気になる話

2016年09月06日

仕事の価値、魅力的な会社とは−由紀精密社長・大坪正人氏

日刊工業新聞に掲載されています卓見異見の第6回を紹介します。

由紀精密HPより引用しています。
http://www.yukiseimitsu.co.jp/takken6/
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中小企業らしい〝人財〟採用
【明確なビジョン掲げる】
(中略)
〝人財〟不足に悩む中小企業には、知名度も採用条件も不利となり分が悪い。
最近、由紀精密に対する質問でとても多いものが、
人財採用のためにどのようなことをしているのかということだ。
確かに、30人という小さい会社であるがここ数年間は多くの採用希望者に恵まれている。

この質問に対する答えは至ってシンプルで、
魅力的な会社になるように努力を続けている、ということになる。
どんな会社が魅力的なのだろうか。
誰もが知っている有名な会社は魅力的であろう。
誰もがうらやむ高い報酬も魅力的に違いない。
もちろん、この両方を目指すことも重要なことだが、多くの中小企業にとってすぐにできるものではない。
我々は何をしてきたか。
10年前の2006年、筆者が由紀精密に入社して
真っ先に取りかかったことの一つに、コーポレートアイデンティティー(CI)の確立がある。
これはかっこいいロゴとかウェブサイトが欲しい、というよりもむしろ、自社とはどういう会社で何を目指すべきか、どうあるべきかというところを考え、それを形にしていく作業だった。
それがイメージとして現れるロゴもウェブサイトも重要である。
由紀精密の強みは何か? それを伝えるためにはどうあるべきか? 
ここが固められたことでその後の航空宇宙・医療機器業界へのチャレンジを諦めずに続けられた。

【社会貢献を実感する規模】
仕事の価値とは何だろう。人によりさまざまな解があるとは思うが、仕事を通じて誰かの役に立ちたい、社会が良くなるようにしたい、という気持ちは多かれ少なかれ共通する意見であろう。
部品加工業から始まった由紀精密は、過去には自社の生み出したものが製品のどこに使われるかもわからないままお客さまの要求に応えている状況もあった。
これが、関わった製品が宇宙に飛び出したり、医療機器として困っている人を助けたりと、形が見えるようになるとぐっとモチベーションも上がる。
そのために必要な各自の役割も、30人の会社では3万人の会社に比べて千倍大きいことになる。
私の方針として、新人社員でも社内でこれは自分が1番という分野を持ってもらおうとしている。
ある測定器であったり、ウェブサイト作成であったり、何であれ、その分野では任されているという自信が成長につながる。

【企業継続性「100年ビジョン」】
もう一点、企業の継続性をとても重視している。
由紀精密は現在創業66年目。
あと34年、筆者が75歳になる時に100年を迎える。企業のサイクルは30年と言われるが、3周目に差しかかった。
日本企業にとって、人口減少を筆頭とした暗い未来を語る論調が多い中ではあるが、由紀精密は100年ビジョンを掲げ、将来、日本が傾くほどのことが起こったとしても会社は継続することをコミットしている。
近年、大企業に入れば安泰という事実も大きく揺らいでいる中で、大企業よりも将来確実な会社と思われることを目指している。
そのためにも世界に通用する技術を磨くことは必須であり、製造、販売含めたグローバル化も当然重要である。
CI、社会貢献、継続性の三つの話をしたが、これらの活動の元になっている企業理念の中に「幸せ」というキーワードがある。
社員の幸せ、お客さまの幸せ、そして由紀精密が作るものが幸せな社会をつくり出す。
経営者としてどんな会社をつくりたいか? その答えと採用に関する冒頭の質問の答えとは非常に近いものと感じている。
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株式会社由紀精密は、神奈川県茅ヶ崎市にある30人の会社です。
航空宇宙分野に参入し、最近マスコミにも登場する企業です。

詳しくは、由紀精密HP をご覧ください。
http://www.yukiseimitsu.co.jp/  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 10:21Comments(0)気になる話

2016年09月05日

残業180時間で「事故死」 単身赴任の扱いは?

気になる記事がありましたので、紹介します。

下記から引用します。 
2016/9/4 06:00神戸新聞NEXT
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201609/0009453965.shtml

(新聞上では社名が公開されていますが、ブログ上では匿名にします)
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 兵庫県明石市の男性=当時(28)=が勤務後に車で帰宅中、居眠りで交通事故死したのは、長時間労働を放置し安全配慮義務を怠ったためだとして、家族が近く、勤務先のパン製造販売店の経営会社「A社」(B市)などに対し、約1億1700万円の損害賠償を求めて神戸地裁姫路支部に提訴する。

【中略】

 訴状によると、男性は2015年2月2日深夜、勤務を終えて単身赴任先の宝塚市から車で帰宅中、稲美町内で居眠りをしてガードレールに衝突する事故を起こし、死亡した。

 男性は、宝塚市内の店舗でパンの製造や材料の発注、売上管理など幅広く担当し、タイムカード上の就業時間は1日当たり11~16時間。亡くなる前の1年間の時間外労働は毎月130時間を超え、最も多い月で180時間に達し、疲労の蓄積が顕著だったとする。

 店長に次ぐ役割を担い、売り上げのノルマにも苦悩。「忙しすぎる」「疲れた」と周囲に漏らし、約70キロあった体重は事故直前には53キロだったという。

 家族側は「一家の大黒柱を失い、残された幼い娘にとっても精神的な動揺は極めて甚大」とし、「会社は勤務状況を把握し、社員を守る義務がある」と訴える。妻(26)は「娘に会うため赴任先から帰宅中だった。命と引き換えにしていい仕事なんてない」と話す。

 会社側は「タイムカード上の時間全てが労働時間とは言えず、長時間労働を強制したこともない。事故との因果関係はない」としている。
_____________________________

労災と言えば、業務上だけと思いがちですが、通勤災害も該当します。

さらに、単身赴任者が家族の住む自宅に帰り、休み明けに直接会社に向かうということも通勤災害です。
就業の場所から直接帰省先の住居(自宅)に移動する場合には、以前から通勤災害の保護の対象とされてきましたが、平成18年4月1日施工の法改正後は、就業の場所から赴任先住居(社宅等)を経由した場合も、帰省先住居(自宅)への移動も対象です。

詳しくは、下記をご覧ください。
公益財団法人 労災保険情報センター
http://www.rousai-ric.or.jp/case/tabid/266/Default.aspx
  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 16:49Comments(0)気になる話

2016年09月02日

IoTセミナーが神戸市産業振興センターで行われました。 

IVIとは
Industrial Value Chain Initiativeは、ものづくりとITが融合したあたらしい社会をデザインし、あるべき方向に向かわせるための活動において、それぞれの企業のそれぞれの現場が、それぞれの立場で、等しくイニシアティブをとるためのフォーラムです。

IoTや自動化技術、ネットワーク技術など、高度で先端的な要素技術が時代を大きく変えようとしているなかで、得てして忘れてしまいがちな“人”の存在をあえてクローズアップし、人が中心となったものづくりが、IoT時代にどのように変わるか、変わるべきかを議論します。

ITによって、モノと情報を介した人と人との係り方、作る人と使う人との関係性を、あらためて問い直し、バリューが世界の隅々に行きわたるしくみを目指します。
下記から引用しています。
https://www.iv-i.org/whats.html 





今日、明日の2日間開催されます。

神戸航空機クラスター研究会(KAN)の多くの会員様が参加されています。  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 20:50Comments(0)神戸市産業振興財団からのお知らせ

2016年09月01日

NEWSです。無料職業紹介事業所を開設しました!

本日9月1日、神戸市産業振興財団は、
財団内に無料職業紹介事業所を開設いたしました。

 名称は、KOBE無料職業紹介所
 愛称は、はたらこうべ 

詳細は、財団HPをご覧ください。
http://www.kobe-ipc.or.jp/information/detail.asp?cd=1358



地元中小製造業者の人材確保を支援するため、新たに無料職業紹介事業を行います。
手さぐりではありますが、皆様のお役にたてるよう、尽力いたします。

できるだけ、多くの人に知っていただきたく、
拡散にご協力をお願いたします。

「いいね」を押してください。
お願いいたします。
  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 17:12Comments(0)気になる話神戸市産業振興財団からのお知らせ神戸の企業