2015年10月05日

(マイナンバー)本人に交付する源泉徴収票にも個人番号の記載がいるの?

【マイナンバー】がいよいよ始まるのですが、
よく分からないことだらけface07

国税庁からの改正情報です。

改正前は、支払を受ける方に対して交付する源泉徴収票などについて、本人等の個
人番号を記載して交付しなければならない
こととされていました。
  
          ⇓

 本人に交付する源泉徴収票や支払通知書等への個人番号(マイナンバー)
記載は不要となりました。

平成 27 年 10 月2日に所得税法施行規則等の改正が行われ、行政手
続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(以
下「番号法」といいます。)施行後の平成 28 年1月以降も、
給与などの支払を受ける方に交付する源泉徴収票などへの個人番号の記載は行わないこととされました


ちなみに個人番号が記載不要となる税務関係書類は、以下をご覧ください。
https://www.nta.go.jp/mynumberinfo/pdf/mynumber_gensen.pdf

何か情報がありましたら、またお知らせします


  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 20:02Comments(0)気になる話

2015年10月05日

岐阜発「楽園企業」、年休140日で驚きの高年収

東洋経済ONLINE 2015年10月5日に
あのホワイト企業の記事が載っていました。

下記から引用しています。
http://toyokeizai.net/articles/-/86476
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「日本一『社員』が幸せ」と言われる「未来工業」(岐阜県にある電気・設備資材メーカー)は、
「残業なしの毎日5時退社」で有名だが、年間休日140日+有給休暇最長40日と、
休みの多さでも群を抜いている。
にもかかわらず、「驚くほどの高年収」を社員に保証している。

なぜ、未来工業は「あきれるほど多い休みっぷり」と「驚きの高年収」を社員に保証するのか――。

(中略)

「安い賃金で、できるだけ長く働かせようという会社が多いからや」
世の中の「社員をこき使う会社」と差別化するためだというわけだが、さらに取材を進めると、
そこには山田氏の3つの哲学があることがわかった。

「年間休日140日+有休最長40日」を続ける理由

1. 「ウチの社員も休みが多いと、何かの間違いで、頑張りだすかもしれん」
創業当初、未来工業の夏休みはわずか3日。その後、増収増益が続いたために、
休みを少しずつ増やして、現在の休日数になった。
山田氏の言葉を借りれば、休みが多いのは「社員をやる気にするための『餅(もち)』」だという。

2.「昔、夏休みを減らしたら、売り上げが落ちたからや」
山田氏が社長から相談役に退いた後、3代目社長の発案で、同社は夏休みを3日減らしたことがある。

ところが、対前年度比で売り上げが落ちるという、前代未聞の結果が出た。
それ以降、未来工業の夏休みは10日間のままだ。
このとき、山田氏が「夏休みを減らしたら、逆に売り上げが落ちるぞ」と“予言”していたことも話題になった。

社長の「3日間休みを減らせば、その分、儲かる」という発想はわかる、と山田氏は言う。
しかし、「『夏休みを3日間も減らされてしまった』という社員のマイナス感情への想像力をまったく働かせていない。
社員のマイナス感情は目に見えないからこそ厄介なんや」


3.「休みが多いウチだけが『ライフ・ワーク・バランス』ができる。仕事以外の楽しみを持ってほしい」

(中略)

山田氏の「人を大切にする経営」がある。

1. 「人の働きぶりこそが会社経営の根幹や」
生前の山田氏が繰り返し語っていた、忘れられない言葉がある。

「うちは社員約800人全部が正社員や。派遣やパート社員は1人もおらん。
『派遣社員を増やせば人件費を半減できる』なんて言うバカな経営者がいるが、『正社員と同じ仕事を、半分の給料でやらされる人の気持ち』を、一度でも考えたことがあるんか?」

会社とは、やる気を起こしたり失ったりする人の集まりであり、そんな人たちの働きぶりこそが、
経営の根幹であると、創業者兼相談役だった山田氏は熟知していた。

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山田さんの書物を読んだことがありますが、生きている間にお話を直接聞いてみたかった。
こんなことができたら、幸せだろうなと思いますが、絶対難しい・・・face07

未来工業のHPです。
http://www.mirai.co.jp/index.html
HPを見ても、そんなにすごい会社(すごい製品があるとか)とは思えないのですが、
山田前社長の凄さなのでしょうか?
  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 18:34Comments(0)気になる話