2015年10月05日

岐阜発「楽園企業」、年休140日で驚きの高年収

東洋経済ONLINE 2015年10月5日に
あのホワイト企業の記事が載っていました。

下記から引用しています。
http://toyokeizai.net/articles/-/86476
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「日本一『社員』が幸せ」と言われる「未来工業」(岐阜県にある電気・設備資材メーカー)は、
「残業なしの毎日5時退社」で有名だが、年間休日140日+有給休暇最長40日と、
休みの多さでも群を抜いている。
にもかかわらず、「驚くほどの高年収」を社員に保証している。

なぜ、未来工業は「あきれるほど多い休みっぷり」と「驚きの高年収」を社員に保証するのか――。

(中略)

「安い賃金で、できるだけ長く働かせようという会社が多いからや」
世の中の「社員をこき使う会社」と差別化するためだというわけだが、さらに取材を進めると、
そこには山田氏の3つの哲学があることがわかった。

「年間休日140日+有休最長40日」を続ける理由

1. 「ウチの社員も休みが多いと、何かの間違いで、頑張りだすかもしれん」
創業当初、未来工業の夏休みはわずか3日。その後、増収増益が続いたために、
休みを少しずつ増やして、現在の休日数になった。
山田氏の言葉を借りれば、休みが多いのは「社員をやる気にするための『餅(もち)』」だという。

2.「昔、夏休みを減らしたら、売り上げが落ちたからや」
山田氏が社長から相談役に退いた後、3代目社長の発案で、同社は夏休みを3日減らしたことがある。

ところが、対前年度比で売り上げが落ちるという、前代未聞の結果が出た。
それ以降、未来工業の夏休みは10日間のままだ。
このとき、山田氏が「夏休みを減らしたら、逆に売り上げが落ちるぞ」と“予言”していたことも話題になった。

社長の「3日間休みを減らせば、その分、儲かる」という発想はわかる、と山田氏は言う。
しかし、「『夏休みを3日間も減らされてしまった』という社員のマイナス感情への想像力をまったく働かせていない。
社員のマイナス感情は目に見えないからこそ厄介なんや」


3.「休みが多いウチだけが『ライフ・ワーク・バランス』ができる。仕事以外の楽しみを持ってほしい」

(中略)

山田氏の「人を大切にする経営」がある。

1. 「人の働きぶりこそが会社経営の根幹や」
生前の山田氏が繰り返し語っていた、忘れられない言葉がある。

「うちは社員約800人全部が正社員や。派遣やパート社員は1人もおらん。
『派遣社員を増やせば人件費を半減できる』なんて言うバカな経営者がいるが、『正社員と同じ仕事を、半分の給料でやらされる人の気持ち』を、一度でも考えたことがあるんか?」

会社とは、やる気を起こしたり失ったりする人の集まりであり、そんな人たちの働きぶりこそが、
経営の根幹であると、創業者兼相談役だった山田氏は熟知していた。

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山田さんの書物を読んだことがありますが、生きている間にお話を直接聞いてみたかった。
こんなことができたら、幸せだろうなと思いますが、絶対難しい・・・face07

未来工業のHPです。
http://www.mirai.co.jp/index.html
HPを見ても、そんなにすごい会社(すごい製品があるとか)とは思えないのですが、
山田前社長の凄さなのでしょうか?


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Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 18:34│Comments(0)気になる話
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