2016年01月27日

神戸港に水素輸入基地ができます

神戸港に官民で水素輸入基地 新産業の核に

引用は、下記の2016/1/27 日本経済新聞 電子版からです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO96577350X20C16A1LDA000/?n_cid=TPRN0011 
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 神戸市は26日、川崎重工業や岩谷産業と連携し、次世代エネルギーとして注目される水素の輸入基地を神戸港に新設すると発表した。
世界に先駆けた水素サプライチェーン(供給網)構築の拠点となる。
医療に続く産業の核を模索する同市にとって、水素は将来を託す有望分野になりそうだ。


 同日の記者会見で久元喜造市長は「国策として取り組む重要なプロジェクトの拠点を神戸市につくってもらうのは願ってもないこと」と話した。

(中略) 

 そんな中で神戸が選ばれたのは川重と岩谷の研究拠点からの近さに加え、17年に開港150年を迎える神戸港が岸壁整備や多様な船舶の受け入れで実績が豊富であることも評価されたもようだ。

 神戸市は阪神大震災からの復興事業として医療産業を育成してきたが、それに続く柱を模索してきた。
水素は関連する部品や製品の裾野が広い。
今年度には神戸市などが主導して中小製造業20社と「水素クラスター勉強会」を発足しており、輸入拠点誘致を受け、関連分野への参入に向けた動きが本格化する。

 燃料電池などの基礎研究や水素タウンといった活用環境の整備などでは福岡県や川崎市などが力を入れている。
一方、関西圏は岩谷や川重をはじめ水素についての技術を持つ企業が多く、バルブやボンベ、ゴムパッキンなど燃料電池車用の水素ステーションの建設に不可欠な技術を持つ中小・中堅企業も増えている。
輸入拠点の開設によって、神戸だけでなく関西全体の産業集積が厚みを増す可能性がある。
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神戸市産業振興財団が「神戸発・優れた技術」認定企業を中心として、発足した「水素クラスター勉強会」。
講演会、見学会と行っております。

大阪の中小企業が参入しているケースを学びながら、神戸でも参入すべく、奮闘中です。


  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 13:39Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業気になる話