2016年01月07日

“一人三役” 働きやすい職場とは

ワールドビジネスサテライトHPから引用しています。
http://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/kk/post_103766/

平成28年1月5日放送分です。
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月に1度のシリーズ「カイシャの鑑」。
「独自の制度や経営手法」によって結果を生む会社に注目する企画だ。

今回は、煎餅を作っている埼玉県春日部市の「三州製菓」。
この会社は27年間に渡り営業黒字が続いている。

好業績を支えるのは、独自の取り組み「一人三役」だ。
従業員は自分の仕事以外に2つ以上の仕事を身につけなくてはならない。

「一人三役」でカバーする業務の熟練度は「新人」から「達人」まで6段階で評価される。
実は、社員の多くは女性。
育児などで急に休まざるを得ない状況でも、心配せずに休みを取れ、かつキャリアを滞らせないように導入された。
仕事をカバーし合うだけでなく、さまざまなよい効果が生まれているという。
さらには、通勤に困難を抱える社員を支える驚きの取り組みも。
人材活用に悩む日本企業へのヒントが隠れているかもしれない。
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2014.11.11 「APEC女性活躍推進企業50選」に選定されました
経済産業省「APEC女性活躍推進企業50選」事業でAPEC地域における、女性の活躍が顕著な企業48社の企業の取組が発表されました。
日本からは5社が選定され、そのうちの1社として三州製菓が選定されました。
>>詳しくはこちら 25ページに事例が載っています。
http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141107003/20141107003c.pdf

参考:三州製菓株式会社HP
http://sanshu.com/
https://www.ryouritsu.jp/pdf/2012_03.pdf#search='%E4%B8%80%E4%BA%BA%E4%B8%89%E5%BD%B9+%E4%BC%81%E6%A5%AD' 
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中小企業では一人で何役の仕事をすることはよくあることではありますが、
会社の仕組みとしている点に興味を持ちました。
自分の仕事だけでも大変なのに、三役というこの仕組みをやりきるのは大変難しいとは思いますが。

その人しかわからない、できないという「属人的な仕事」ではなく、
仕事を見える化し、職場で仕事を共有していることは参考になりました。
  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 09:40Comments(0)気になる話