2016年04月25日

企業「オヤカク」流行!

大学生の親、存在感どっしり 入学式の対応手厚く・企業「オヤカク」流行

朝日新聞DIGITAL 2016年4月14日05時00分から引用します。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12309028.html?_requesturl=articles/DA3S12309028.html 
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4月上旬にピークを迎えた大学の入学式。学生の親たちの参加が年々増えており、大学は手厚く対応した。
親たちの存在感は、大学の「出口」である就職活動でも大きい。
「オヤカク」(親に確認)という言葉が、企業の採用担当者の間で常識になりつつある。

■学生8千人に出席1万人 入学式の対応手厚く
7日に日本武道館であった明治大の入学式。
入学生8千人に対して、保護者は1万人以上が出席した。1~3階の家族席はほとんど埋め尽くされた。

(中略)

 ■入社反対して子が辞退も 企業「オヤカク」流行

 「オヤカク」。
企業の新卒採用の現場で広がり始めている言葉だ。
企業が内定を出した学生に対して、親が納得するか確認を求めたり、親と会って採用理由を説明したりすることを言う。
親に反対されて入社しないケースがあるためだ。


 動画マーケティング会社LOCUS(東京都)は5年前から、瀧良太社長が「家庭訪問」している。
入社の意思を示した学生の保護者に会社をよく知ってもらいたいという。
瀧社長は「この5年、入社を辞退する学生はいない」と話す。
採用は数人だが、「人数が増えたら、手分けしてでも続けたい」という。

 人材会社ビースタイル(東京都)は社長名で保護者あてに手紙を送る。
内定を出した理由を書き、「ちゃんと育てます」と約束。
「会社名を知らない親は不安に思う。
安心して入れる会社ですよと説明するのが狙い」(広報)という。

 人事支援サービスのProFuture・HR総研が3月、「親対策」の有無を企業に尋ねると、9%が「有り」と答えた。
あいさつの電話、手紙や会社案内、自社製品の送付、家庭訪問などをしていた。
松岡仁主任研究員は「就職しやすい年は親も強気になる。
今年は『オヤカク』がもっと増えるかもしれない」と予想する。
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「オヤカク」という言葉を初めて聞きました。
今の就職には親の意見が強いようで、なかなか大変です。
しかし、逆手にとって親を味方にできれば強い後押しになるのかもしれません。

最近、神戸のある企業の社長も家庭訪問をしているということを聞きました。
昨年も採用できたそうなので、「オヤカク」をするかしないかは、
大きな差になっているのかもしれません。







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Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 17:56│Comments(0)旬活
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