2016年08月03日

離職率の高い業界、低い業界は何が違う?

ピタジョブに興味深い記事がありましたので、紹介します。
https://lets.pitajob.jp/contents/column/howto/KH000000043/KH000000043.html
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一般に「大卒者の3割が3年以内に辞める」と言われますが、この割合は業界によって大きな違いが見られます。
離職率の高い業界としてよく挙がるのが「教育・学習支援業」と「宿泊業・飲食サービス業」、そして「生活関連サービス業・娯楽業」です。
一方、離職率の低い業界として挙がるのは「鉱業、採石業、砂利採取業」と「電気・ガス・熱供給・水道業」、そして「製造業」になります。

離職率が高い理由、低い理由

離職率が高くなる理由はいくつかありますが、特徴的なのが賃金の低さ。

20歳~24歳までの平均年収は教育・学習支援業が284万円、宿泊業・飲食サービス業は242万円、生活関連サービス業・娯楽業は251万円となります(『平成23年賃金構造基本統計調査(全国)』より)。

これは、離職率の低い業界である鉱業・採石・砂利採取業(328万円)、電気・ガス・熱供給・水道業(362万円)、製造業(309万円)の平均年収と比べると低いことが分かります。

また、離職率の多い業界の中でも教育・学習支援業と宿泊業・飲食サービス業は、
週休1日制を採っているなど、休みが少ないハードな勤務体制であることも影響しているといいます。

宿泊業はネット予約の拡大によってサービスの低価格化が続き、ローテーション業務もきつくなっているといいます。
教育・学習支援業の中でも学習塾は、拘束時間の長さに加えて、教材作りなどの時間外労働も多いです。
飲食業は入社してすぐに第一線に駆り出されることが少なくありません。
従業員にかかるストレスも高いといわれます。

一方、鉱業・採石・砂利採取業、電気・ガス・熱供給・水道業、
製造業はOJTや研修など企業が時間をかけて人材育成する傾向が高く、労働条件は良好といえます。
とくに、製造業は大卒者以外の新卒者も多い業界ですが、一般的に幹部候補として入社する大卒者だけでなく、新卒者の全体を見ても高い定着率を誇ります。

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業界による差もあるでしょうが、同じ業界でも企業によっても差があると思われます。
何が原因かはそれぞれの事情があると思いますが、いかがでしょうか?







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Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 17:32│Comments(0)旬活
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