2016年03月30日

印象のよくなかった面接官と印象のよかった面接官

日本最大級の人事ポータルHRプロから引用しています。
http://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=402 
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面接は、企業側から見れば「学生を選別する(自社に合う学生かどうかを見極める)場」でありますが、学生側にとっても重要な「企業選別の場」です。
面接官の対応次第で、学生はより志望度が上がることもあれば、一気に熱が冷めてしまうこともあります。
就職ナビや採用ホームページ、あるいは合同セミナーや企業セミナーを通して、どんなに魅力的な企業を演出しようが、面接官の印象次第では台無しになってしまうことも少なくありません。

 今回は、今年4月下旬に行った学生アンケートから、印象のよくなかった面接官と印象のよかった面接官の理由を探ることで、今後の面接で留意すべき点を整理してみたいと思います。

■印象のよくなかった面接官とは

×マニュアルに沿った流れ作業的な面接
×上から目線、高圧的、冷たい
×ESに目を通していない
×質問の意図がわからない
×自分をきちんと見てくれていると感じられない
×面接時間が短い
×大規模な面接会
×会話が成立しない

■印象のよかった面接官とは

○リラックスできる雰囲気作りをしてくれる
○“面接”ではなく、“会話”だと感じらえる
○学生のよさを引き出そう、見つけようとしてくれる
○お互いの話す量のバランスがとれている
○学生を見下すのではなく、対等な目線で対応してくれる
○質問だけでなく、仕事内容や社員のことなどを話してくれる
○ESや研究内容など、個別の情報を事前に読み込んで質問してくれる
○適切なフィードバックやアドバイスをしてくれる

などがあげられます。

 同じ企業名が、「印象のよくなかった面接官」「印象のよかった面接官」の両方に登場します。
大手企業になれば、面接官を務める社員は数百人にも及ぶでしょうから、さまざまなタイプの方がいて当然です。
ただ、学生への対応の仕方については、トレーニング次第で何とでもなるものです。

 下の図は、面接官の印象がその企業の志望度に影響したかどうかを聞いたものです。
「非常に影響した」25%、「影響した」60%と、実に85%の学生が影響したと回答しています。
もちろん志望度が下がったことだけでなく、志望度が上がったこともあるでしょう。

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面接官のトレーニングをする必要があるようです。
どうすればよいかは、またご紹介します。



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Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 09:46│Comments(0)旬活
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