2016年06月01日

熊本、大分県への旅行、最大で7割補助

毎日新聞HPから引用しています。2016年5月31日 10時20分
http://mainichi.jp/articles/20160531/k00/00e/020/133000c
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政府は31日の閣議で、熊本地震補正予算で計上した7000億円の予備費のうち、第1弾となる1023億円の使い道を決定した。
観光復興に向けた支援プログラムとして、九州での旅行費用を最大で7割補助する仕組みの創設に180億円を充てるのが柱。
夏の観光シーズンを前に観光客の回復を急ぐ狙いだ。
災害復興策として、旅行への割引を導入するのは初めて。

 割引率は地域と時期で異なり、熊本、大分両県は7〜9月が50%、10〜12月が25%。
福岡、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島の各県は7〜9月が20%、10〜12月が10%となる。
割引率は県平均のため、同じ時期や地域でもツアーによって異なり、熊本、大分両県では70%まで割引が可能だ。

 九州では地震後の宿泊キャンセルが約75万人に達する。
割引によって計150万人の旅行者を呼び込みたい考えだ。
菅義偉官房長官は31日の記者会見で「夏の観光シーズンに向け、スピード感を持って対応する」と述べた。

 国が九州7県に交付金を助成。
ツアーを企画した旅行会社が県から補助金を受け取る。旅行者は、あらかじめ料金が割り引かれたツアーなどに申し込む。

 このほか中小企業への支援として、旅館やホテルを含めた施設復旧費の75%を国と自治体が補助する支援制度に400億円、低利融資の拡大に204億円を計上。農業用ハウスや畜舎の再建支援など、営農再開に向けて57億円も盛り込んだ。インフラ復旧は109億円で、道路や山地のほか、地震、火山観測網の復旧を急ぐ。

 熊本地震対策では、17日に総額7780億円の補正予算が成立。9割が予備費で、緊急性の高い分野から使い道を決める。(共同)
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災害復興策が有効に使われることを望みます。
  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 18:49Comments(0)気になる話