2015年12月18日

あの奇跡の再生物語は、ドラッカーのおかげだった。

十勝バスは、北海道帯広市に本社を置くバス会社です。
この会社に限ったことではないですが、地方のバス会社は経営が厳しいところが多いです。
自動車の普及でバス利用者が減り、そのため減便せざるを得なくってさらに利用者が減る、という悪循環のサイクルが続いています。

十勝バスの軌跡については、下記に詳しく書かれています。
http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/140306_2.html

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この話の裏に、実はドラッカーの教えがあったのです。
下記から引用しています
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1207/05/news028.html

42年ぶりに顧客が増えた!「十勝バス 顧客創造物語」

補助金により事業は維持されているものの苦しい状況は続いていました。
そんな中、2008年の原油高騰で同社は存亡の危機に立たされます。
もはや顧客を増やすしか手はない。
そう決意したとき、ドラッカー教授のある言葉が蘇ってきました。

ドラッカー教授の言葉を実践する その1
 「非顧客に聞け」。社長である野村文吾さんは、5年前(2007年頃)から筆者の主催する読書会に参加しており、あるときこの言葉に出会いました。
半信半疑で路線バスの停留所を中心にバスを利用してない周辺住民に乗車しない理由を聞いて回りました。
意外なことが分かりました。
住民が乗らない理由を会社では「不便」だからだと長年思い込んでいました。
ところが真の理由は、乗り方が分からないという予想もしないものでした。
どちらのドアから乗るのか、料金はいつ払うのか、整理券はどのように使うのか、どこに連れられていくのか…。

真の理由は「不安」だったのです。

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この気付きにより、奇跡の復活が遂げられていくのです。

「お客様は神様です」と言われますが、神様だと祀り上げるのではなく、
お客様と同じ目線で、同じ感じ方をする必要があるのだと再認識しました。


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Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 10:48│Comments(0)気になる話
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