2016年05月06日

宮城県気仙沼に注目!「観光地経営」という新手法

5月3日のWBSで放送されていたものを下記から引用します。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_110833

 東日本大震災で大きな被害にあった宮城県気仙沼市が今、観光事業で全国から注目されています。
その手法はDMO=「観光地の経営を担う組織」というものです。
DMOチームは気仙沼という地域全体を会社に見立て、自らは経営企画や商品開発を行います。
行政はインフラ整備などを担う総務部、観光協会は誘客などの広報部、商工会議所は人材育成の人事部とそれぞれの役割分担を明確にして地域全体で観光を推進します。
気仙沼DMOは水産業と観光の融合を掲げています。
水産の町気仙沼を代表する造船所や製氷メーカー、漁師など水産事業者が観光に携わっていくことで観光誘客をはかります。
気仙沼DMOチームは民間企業から集まったメンバーから成り、地元の“当たり前”を掘り起こしブランド化につなげます。
特に地元でよく食べられているメカジキを観光客向けにしゃぶしゃぶにして食べる「メカしゃぶ」はブランド化に成功し好評を得ています。
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下記にも紹介されていますので、引用します。
https://jcc.jp/news/10886883/

その効果もあり観光客の数は東日本大震災前の8割近くまで回復してきているとのこと。
そして最終目標は気仙沼のテーマパーク構想。
造船所や製氷工場など水産事業の面白さを町の至る所で体験できるリアル版キッザニアにしようというもの。

現在、テーマパークの事業者開拓中(カキの種付け体験、船上でカキを食べるツアー、ホヤの殻むき)。
観光地を経営するという新たな取り組みは始まったばかり。
気仙沼DMO・森成人は「地域全体で外の力も借りながら稼ぐ町になっていく事で一段と潤う町にできる」と話した。
政府は今年度から地方創生交付金を使ってDMOの後押しをしようとしている。
そのため気仙沼以外にも導入し始めている所が多いとのこと。
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日本版DMOについては、国土交通省 官公庁のHPに詳しく書かれています。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000048.html
http://www.mlit.go.jp/common/001110766.pdf

興味深い取り組みだと思います。
神戸でもできないものかと思います。

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Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 11:22│Comments(0)気になる話
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