2016年02月26日

鴻海傘下入りが決定!シャープは「負け犬」から復活できるのか

ダイヤモンド・オンライン 2月26日(金)8時0分配信から引用しています。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160226-00086814-diamond-bus_all&p=1

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再建プラン自体も、鴻海と産業革新機構では大きく異なっていた。

 産業革新機構がシャープの液晶部門を買収しても、ジャパンディスプレイ(JDI)との合併しかできない。
つまり、シャープの強みのイグゾー(IGZO)を中心に展開するのではなく、LTPS(低温ポリシリコン)を使った有機ELパネル路線なのだ。
そうすると、シャープの強みを発揮することができない。

 産業革新機構の志賀俊之会長兼最高経営責任者(CEO)の「企業投資は再編が前提」との発言(『日本経済新聞』2月9日付)から、産業革新機構の買収案を決めた場合、シャープは約1万人の大リストラを余儀なくされたであろうと思う。

 一方の鴻海はシャープ全社の買い取りで、液晶、白物家電などの事業の切り売りをしないとしている。
しかし、太陽電池部門は大幅な赤字のため、この部門は切り離す。
鴻海とソフトバンクは昨年、インドで太陽電池事業の合弁会社の設立で合意した。
もしかしたら、シャープの太陽電池部門はこの合弁企業に移すということもあるのかもしれない。

 シャープ経営陣の多くは分解案ではなく、企業を一体化した再建を目指していた。この点からも、鴻海の買収案の方が有利である。
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また、シャープが鴻海から調達する資金の主な用途については
下記のYAHOOニュースから見ることができます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160225-00000079-mai-bus_all
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善し悪しは分かりませんが、記事のボリュームが多かったので、紹介しました。

ちなみに、私のスマホは、シャープ製(IGZO使用)です。
  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 10:58Comments(0)気になる話