2016年01月20日

「航空機部品へと挑戦する企業」を振り返る

下記の日経BP社 HPから引用します
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/120900013/122600018/?ST=tomict&P=1

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日経ものづくり 2015年12月号の「羽ばたけ 日本の航空機産業」では参入障壁が高い中、果敢に航空機産業に挑戦する企業を取材することができました。今回はその1社を振り返ってみたいと思います。

独自の切削加工で挑戦
 金型メーカーの野田金型(本社大阪府高石市)です。独自の切削加工を売りに、自社製品の航空機部品への採用を目指して活動しています。
同社の強みは、切削加工の湾曲管(エルボ)です。
湾曲管とは配管の接続部などで使用される部品です。
鍛造素材から削り出すことで流路断面が真円で、肉厚の精度が高い製品を生み出すことに成功しました。

 流路断面が真円になることで乱流などが発生しにくくなり、圧力損失が減って疲労破壊が起こりにくくなります。
加えて削り出しによって薄肉化が可能なため、軽量化にも役立つといいます。
この利点から航空機でも挑戦していける、と同社は考えています。
 (同社の代表取締役社長である堀口展男氏)。

同社が力を入れていることとして海外への売り込みがあります。
社長自ら頻繁に海外へと赴いて、「パスポートはスタンプで埋まってしまった」(同氏)。

 なぜ海外へ行くことが大事なのでしょうか。
それは高い技術力を、正当な値段で買ってもらえる可能性があるからです。
「海外のエアショーでは設計や開発を手掛ける有力な技術者がたくさんやってくる。
安く仕入れようとする人と話をするのではなく、次の開発に使ってもらうために自分の高い技術力を伝えるべきだと思っている」
(同氏)。

 航空機メーカーは自動車メーカーと比較すると、企業数が限られます。
それは自動車メーカー1社に部品供給できない場合のマイナスより、航空機メーカー1社に部品供給できない場合のマイナスの方が非常に大きいことを示しています。
だからこそ「買い手が何を欲しがっているのか、何に従う必要があるのか。航空機産業において、情報を聞き出すことが他の産業にも増して重要だと感じている」(同氏)。
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航空業界に限った話ではないと思いますが、買い手が何を欲しがっているのか?の
本当のことを聞き出すのは難しいです。

本音を聞き出せるような信頼関係を築くために
小さなことを積み重ねて信頼していただるようになりたいです。
 

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Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 12:12│Comments(0)気になる話
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