2016年02月17日

インターンシップは、直接採用につながらない?

先日、「神戸発・優れた技術」の平成27年度第3回役員会を行いました。
その中で、気になったことを紹介します。

インターンシップに来た学生を採用したか?
私はそれなりの確率で採用につながっていると思い込んでいましたが、
ほとんどつながっていないようです。

よく考えてみれば、インターンシップの日数も短く、
仕事を一緒にするというよりは、見学していることの方が
多いかもしれません。

参考として、下記から引用します。
職サークルブログ
http://blog.shokucircle.jp/staff/2014/05/21/3808
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とりあえず流れに乗ってインターンをしてみたはいいが、収穫はなく手間だけ
増えた…こんなことなら夏休みでもとってしまえばよかった…

そんなことにならないために、下記6つの論点から

「学生がどのように自社の存在を認知するのか」
「学生がなぜ自社に興味を持つのか」
「学生が自社の選考を受けるメリットは」
「内定が複数出ても自社を選ぶメリットは」

を徹底的に研究するの必要があるでしょう。

1.ゴール
2.全体の流れとスケジュール
3.集客チャネル
4.事前選考をどうするか
5.選考へのつなぎとめ施策をどうするか
6.ターゲットに対応したコンテンツの見直し

詳細は下記をご覧ください。
http://blog.shokucircle.jp/staff/2014/05/21/3808

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参考情報として、
インターンシップと就職の関係を語ろう/増沢 隆太
http://news.goo.ne.jp/article/insightnow/bizskills/insightnow-8809.html

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学生側もその会社で就職したいからインターンシップにくる人もいれば、
ただ、授業、カリキュラムの一環として参加しているだけという方もいるようです。

資料やHPだけでは分からないことが、インターンシップに参加することで分かってきます。
思っていたのと違うこともあるかと思いますが、
思っていた以上に良いところだから、当初はその気がなかったが就職したくなったというような
流れになることを望みます。

そのためには、ただインターンシップをすればよいのではなく、
上手なやり方があるようです。

まだまだ研究してみます。


  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 11:07Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会旬活

2016年01月22日

新春合同講演会が開催されました。

1年に一度の3団体合同の講演会が昨日開催されました。
神戸市産業振興財団が事務局を務める神戸生産技術研究会、神戸産学官交流会、「神戸発・優れた技術」認定企業交流会です。

日 時 : 平成28年1月21日(木) 15:00~19:30
場 所 : 講演会 神戸市産業振興センター 10階レセプションルーム

開会挨拶 神戸生産技術研究会 座長 森脇 俊道

演題:商品開発成功事例 「高加工性ハイテンの開発」
講師:公益社団法人 兵庫工業会 会長 大西 功一 氏(株式会社神戸製鋼所顧問) 



演題:「“つい、うっかり”の失敗と一緒に、“まさか”の失敗も防ごう」  
講師:東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 教授 中尾 政之 氏



質疑応答も白熱しました。



懇親会 イタリアンダイニング WOOL 神戸ハーバー(神戸市中央区東川崎町1-5-7 カルメニ18F)

ご参加いただいた方々、誠にありがとうございました。
ご参加いただけなかった方にも雰囲気が伝われば幸いです。

  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 11:47Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会

2016年01月19日

下町ボブスレーがやっとオリンピックチームに採用

といっても日本チームはドイツ製を採用しましたので・・・。

http://bobsleigh.jp/

「下町ボブスレ-」 ジャマイカ代表が採用へ
1月16日 19時38分
引用はNHK WEB newsより。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160116/k10010374331000.html
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東京・大田区の町工場のグループが「下町ボブスレー」の愛称で開発を進めている、冬のスポーツ・ボブスレー用のそりが、映画「クールランニング」のモデルになって人気を博した南国・ジャマイカの代表チームに採用されることになりました。
町工場のグループがジャマイカ代表とともに再来年、開かれる、冬のオリンピック出場を目指すことになりました。

「下町ボブスレー」は、東京・大田区の中小・零細企業などのべ100社が開発したボブスレー用のそりで、町工場のグループは、再来年、韓国で開かれるピョンチャンオリンピックで日本代表に採用してもらおうとテストを受けましたが、不採用とされました。

ジャマイカ代表は資金不足が課題となっていることから、町工場のグループは無償でそりを提供しスポンサー探しでも協力する方針で、日本代表の不採用通知から一転して再び冬のオリンピックを目指すことになりました。
オリンピック代表の採用は悲願
「下町ボブスレー」がオリンピックの代表チームで使われることは、東京・大田区の町工場のグループにとって“悲願”と言えます。


このプロジェクトがスタートしたのは5年前の平成23年です。
「世界一軽いそり」を目指して「下町ボブスレー」と名付けたそりの開発に乗り出しました。
ものづくりの中小・零細企業が集積する東京・大田区は、金属加工や板金など高い技術を持った職人たちが多くいましたが、少子高齢化による後継者の不足などで、ピークには9000社を超えた町工場が今では半分以下になっています。
この苦境を打開したいと町工場の社長たちが目指したのが、スポーツの祭典オリンピックへの出場、そして、目指す競技は氷上のF1とも言われるボブスレーでした。
世界の強豪チームのそりはBMWなど名だたる自動車のメーカーが開発しており、独自に開発したそりで日本代表が活躍すれば、世界に「大田区」の技術を発信できると考えたのです。
実戦での使用や改良も何度も積み重ね、ソチオリンピックで日本代表の選手が使うかどうかの採用テストにこぎ着けましたが、選手からは改良を求める要望が寄せられ、採用は見送られました。

ジャマイカ連盟会長「真摯な取り組みに感銘」
ジャマイカボブスレー連盟のクリス・ストークス会長は「下町の最高の技術力とものづくりに対する真摯(しんし)な取り組みに感銘を受けた。
今後は、世界大会でそりを使いながら改良を加え最終的には、ピョンチャンオリンピックで使いたいと思っている」と話していました。
また、プロジェクトの責任者を務める細貝淳一さんは「不採用が続いたものの、世界一の身体能力を持ったジャマイカの選手と、世界のものづくり力をもった私たちがボブスレーの分野で世界を目指すというのは、本当に価値あることだ」と話していました。
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優れた技術で講演をお聞きしてから、やっとの採用で嬉しい限りです。
しかし、ジャマイカがオリンピックに出場できるかはまだ決まっていないようですがface07
オリンピック中継があるのを楽しみにしています。
下町の技術力の高さを証明してほしいです。  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 13:19Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会気になる話

2015年12月09日

11月27日に 日本ジャバラ工業を見学しました。 

アップが遅くなりましたが、
神戸発・優れた技術 認定企業交流会 見学会の報告をいたします。  

平成27年11月27日(金) 13:00~17:00
会員企業 見学会 日本ジャバラ工業株式会社 三木工場 
         (三木市細川町増田66番40)

はじめに、常務取締役の田中 健吾様からお話をお伺いたしました。

22名でお伺いいたしました。

お心配りに、ほっこりさせられました。

食堂には、社内新聞を掲示していました。

最後に、代表取締役 田中 信吾様に社長塾のことをはじめ、いろいろとお話をお伺いいたしました。

多くの方に案内等をしていただきまして、誠にありがとうございました。  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 17:31Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会

2015年10月23日

『中小企業支援は、何が求められているのか?』その2

私の想いを書いておりまして、共感は嬉しいですが、反感もたくさん買うことかと思います。
しかし昨日に引き続き、想いを伝えさせていただきたいと思います。

その2も下記から引用いたします。

「千葉県産業情報ヘッドライン」
生き残りをかけた下請中小企業の自立化とは何か
https://www.ccjc-net.or.jp/headline/bn/h25/takayashiki.html

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第2回 下請中小企業の自社製品開発について

 下請企業であるメリットの一つに、新たな販売先を開拓する営業活動をしなくて
よいことがあります。

 しかし、実はこのメリットこそが「自立化」の大きな障害になるのです。
 一般的に、企業における受注業務の流れは次のようになります。
 営業計画(企画)⇒営業活動⇒引き合い⇒設計⇒見積り⇒受注⇒製作⇒納品
 これらの一連の流れを十分に対応できて初めて自立化が可能になるわけですが、
親会社から図面をもらってつくるだけの下請企業には、「見積り⇒受注⇒製作⇒納品」
しかありません。営業といっても社長の「御用聞き」だけです。

 こういう会社が自立しようとしても、いったいどこに何を売り込んだらいい
のかわからず、途方に暮れることになります。

 コスト的にも、営業不在の低販管費のコスト構造に慣れているため、現行の
販売価格ではとても販売費が回収できません。
 長年こうしてやってきた企業が自社単独で新製品を開発しようとしても、市場の情報収集がうまくできず、「売れるはず」という仮説(思いこみ)の検証が不十分なまま商品化まで突き進んでしまいます。
 その結果、発売後に想定した見込客を訪問しても、あるはずのニーズがなかったり、
ニーズがあっても、コストが全く市場に受け入れられないレベルになってしまっていて
失敗することがあります。
 しかも、気が付いたときには多額の投資をしたあとで、回収の見通しが立たない
ということも少なくありません。

 新製品開発の方向性を決めるのは、経営者の最も重要な仕事の一つです。
 そして一度方向性を決めたあとも、絶えず顧客目線による軌道修正が必要です。
 特に設備投資が必要な製品の場合は、徹底的な事前の検証が重要です。

 上記の「取引の流れ」の中で、今の自社に欠けているものは何か、普段から考えて、
しっかりと体制づくりをしておきましょう。

 最後に企業間連携による新製品開発についてお話します。
 企業間連携とは、独自技術を持つ企業が、それぞれの「強み」を持ち寄り、弱みを
補い合って一つの新製品を開発することです。
 最近、話題になった「下町ボブスレー」や深海探査機「江戸っ子一号」などは、
この代表的な事例です。

 もともと中小企業では、仲間取引などで複数の企業が協力し合うことは珍しい
ことではありません。
 しかし、この協力関係を必要に迫られてやるだけでなく、
独自性と志を持つ企業が意図的に集まって「新しい試み」を行うことで、脱下請への道を開くのです。
 政府も補助金等で、この「連携」をいろいろな形で積極的に支援しています。
 みなさんも身近なところから新しいシーズを見つけて挑戦してみませんか?

 次回、第3回は、新製品開発と販路開拓についてお話しいたします。

 B.Gコンサルティング 代表 高屋敷 秀輝(中小企業診断士)
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昨年から、神戸でも「神戸航空機クラスター」が企業間連携を行っています。
紹介の動画を下記からご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=lj7X3K9gIOo

当初の想定通りにいかないことが多いですが、
「絶えず顧客目線による軌道修正が必要」だと思います。

なお、11月6日に行われる「神戸発・優れた技術」平成27年度認定証授与式・記念講演会では、
「魅力」発見の取り組みを人育てに活かす
3社の具体的取り組みを紹介し、その効果を発表いたします。
認定企業の皆様、ご参加をお待ちしています。
  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 10:17Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会気になる話

2015年10月01日

人づくりセミナー 大盛況でした。

「神戸発・優れた技術」の認定企業を対象とした「人づくりセミナー」が行われました。

セミナー②「現場管理に強くなる~次世代型製造リーダの条件」として、
製造リーダー、監督者、次期候補者を対象として、
12社27名に参加いただきました。


講師はパナソニックエコソリューションズ創研株式会社 上席講師 三井 達也様でした。
自らの経験を踏まえ、ゲーム形式のお遊びを含んだ充実した内容でした。


9月19日(土)、26日(土)の二日間、9:30~17:00までの
セミナーでした。
土曜日にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。



今回の開催を終え、より良いセミナーを今後とも企画したいと思っています。
ご意見を是非お聞かせいただければ幸いです。  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 09:30Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会

2015年07月31日

人づくりセミナー① 初日 開催報告

先日、7月29日(水)9:30~17:00で
平成27年度の「人づくりセミナー」を開講いたしました。

会場は、 神戸市産業振興センター802・803会議室(神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号)

「人づくり」「組織」「リーダー」「5S」は、製造業に欠かすことのできないテーマであり、
好評であったため昨年度に続き、「人づくり」の大切さを再認識いただくセミナーを開催しました。

パナソニック エコソリューションズ創研株式会社が、
数々の現場で得た豊富な業務経験をもとに、
現場の課題解決力向上のヒントをお伝えします。

講師は、パナソニックエコソリューションズ創研株式会社 
  上席講師 三井 達也様です。


松下電工株式会社にて 製造管理・生産技術を担当。
海外工場の立上げ・商品展開(台湾・インドネシア他)を経験。
パナソニックES創研株式会社にて製造スキル研修講師を担当。

セミナー①は、「ものづくり基本実習~ものづくり現場の基礎管理」
受講対象は新入社員から若手社員(入社1年目~3年目程度)

初々しさを感じました。
 
1日目 [内容]
      1.求める人材像
      2.ものづくりの考え方
     3.ものづくりの基本(ものづくり作業演習)
     4.物(商品)を作るためのプロセス 
     5.製造現場の品質管理(Q)

次回の2日目は 8月 7日(金)9:30~17:00です。
 [内容] 6.製造現場の原価管理(C) 
      7.製造現場の納期管理(D)
      8.製造現場の改善活動(M)
      9.製造現場の安全管理(S)

<主催> 「神戸発・優れた技術」認定企業交流会・(公財)神戸市産業振興財団

2日間のセミナーを受け、若い方たちがどのように感じ、行動が変わることを楽しみにしています。
  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 16:37Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会

2015年05月26日

意見交換会

総会、採用情報交換会の後は、
場所をかえての意見交換会です。

クラウンパレス神戸 地下1階 「七福」です。




色々な話をすることができ、貴重な機会となりました。
今まで以上に、「神戸発・優れた技術」認定企業交流会が
良くなりますように、よろしくお願いいたします。  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 15:25Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会

2015年05月26日

第4回 旬活報告

昨年は大学から先生をお呼びいたしましたが、
今年は神戸市内の高専及び高校から先生を
お呼びいたしました。


「指定校求人」と「公開求人」との違いが良く分かりました。

各校のカラーがあり、多くのことをお話いただきました。



高校生を採用したいという企業は75%
(今回のアンケート結果より)

この旬活を機会に、企業と学校をどのようにつなぐか?
お互いの情報交換がもっともっと必要であると、痛感させられました。
  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 15:17Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会

2015年05月19日

総会の続きです。

新役員の紹介



企業プレゼン


ハプニングから始まった総会ですが、会員の皆様方の協力のおかげで、
無事に終了いたしました。  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 17:51Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会

2015年05月19日

平成27年度総会 報告

昨日(平成27年5月18日)に、
クラウンパレス神戸 8階にて
「神戸発・優れた技術」認定企業交流会
平成27年度総会が行われました。



今日は、さわりだけの紹介で申し訳ありません。  

Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 17:47Comments(0)神戸発・優れた技術認定企業交流会

2011年08月22日

神戸発・優れた技術認定企業交流会です

神戸市内の中小企業には、全国的に見ても優れた技術力を持ち、高いシェアを占める製品を製造している企業が少なくありません。
このような市内中小製造業の高い技術力を全国的に広く紹介・PRしていくため、神戸市産業振興財団では平成10年より、優れた技術や製品づくりを行っている企業を「神戸発・優れた技術」として認定し、インターネットおよびPR冊子により情報発信を行っています。
平成22年度までで104社が認定されています。

ホームページはこちらから⇒http://suguretagijutsu.kobe-ipc.or.jp/

シンボルマーク⇒



「神戸発・優れた技術認定企業交流会」とは、

 認定企業の経営者有志6名が核となり「会員企業の経営課題解決ができる組織を作ろう」と呼びかけ、平成20年9月に設立されました。
 会員企業は認定企業の約半数となる49社(23年3月現在)が参加しています。
2月と5月の年2回、予算・決算、活動の計画および報告を行う総会を実施。同時に講演会と懇親会を開催し、研鑽と会員相互の交流が活発に行われています。

このブログでは、「神戸発・優れた技術認定企業交流会」の活動の様子を紹介してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


                 神戸発・優れた技術認定企業交流会 事務局
                 (公益財団法人 神戸市産業振興財団)



  


Posted by (公財)神戸市産業振興財団 at 18:05Comments(1)神戸発・優れた技術認定企業交流会